SASEの3大メリット

「セキュリティ境界がデータセンタのエッジに置かれたボックスに組み込まれるのではなく、企業が必要とするあらゆる場所、すなわち、動的に作成された、ポリシーベースのセキュアアクセスサービスエッジに存在するようになりました。」ガートナー、「ネットワークセキュリティの未来はクラウドにある」、2019年8月30日、 Lawrence Orans、Joe Skorupa、Neil MacDonald共著

ガートナーの説明によると、データセンタの外部に存在するアプリケーション、複数のクラウドサービスに保存される機密データ、あらゆる場所からあらゆるデバイスで接続するユーザの増加に伴って発生する、現代の最も一般的なセキュリティの課題を解決できる手段として、セキュアアクセスサービスエッジ（SASE）が挙げられています。

本書では、SASEモデルを以下の点から詳しく説明します。

• 組織がSASEアーキテクチャに移行する理由
• SASEの採用で得られる3つのメリット
• SASE実装時に回避すべき落とし穴

さらに、効果的な SASE モデルで何を確認し、何を避けるべきかを詳細に理解します。